ホームページのデザインは「誰に見てもらいたいか?」で決まるもの

ホームページのデザインや配色は、本当に悩ましいです。
超素敵でおしゃれなサイトにしたい!と考えてしまいがちですが、まず第一に考えるべきことは「誰に見てもらいたいWebサイトなのか?」をしっかりと決めることです。

「誰に見てもらうか?」で考えるベースデザイン

自社のWebサイトをみるのは誰なのか?によって、ベースデザインが変わってきます。
ベースデザインの要素として、

  • 全体のイメージカラー、各パーツの配色
  • メニューやトピックスなど、各パーツのレイアウト
  • 文字の大きさ
  • 画像の雰囲気、画像から受ける印象

など、様々な要素が考えられます。

これらデザイン要素が、見てもらいたい層とマッチしていないと、思うような成果につながらない可能性があります。

全体のイメージカラー・配色

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ホームページのデザインは配色が重要です。
配色デザイン次第で「明るい」「落ち着いた」「信頼感」「高級感」など、様々なイメージを与えることができます。

  • 赤:情熱・活動的・元気・興奮・注目
  • 黃:明るい・軽快・幸福・希望・注意喚起
  • 青:爽やか・清潔・安全・冷静
  • 黒:力強い・高級感・男性的・神秘的
  • 白:純粋・清潔・純真・新しい

これらは、色が与える一般的な印象ですが、環境や文化、世代、性別などによって感じ方が変わってきます。
各色の組み合わせや、パステルカラーなどの中間色でも、違う印象を与えます。

配色を考える上で大切なことは、自社サイトを見てもらいたい層が、どの配色を好み、その配色でどう感じてもらいたいか?を考えて配色することです。

各パーツのレイアウト

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パーツのレイアウトで一番大切なことは、「見てほしいページに、たどり着けるか」という事です。

Webサイトには「訪問者にして欲しいアクション=目的」があります。そのアクションにたどり着く導線が目立たない(わかりにくい)と、アクションしてもらう機会を逃す可能性があります。

「問い合わせがしたくてホームページに訪問したが、どこに電話番号が書いてあるかわからない!」という経験はないでしょうか?

文字の大きさ

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Webサイトで表示される文字の大きさは、かなり重要なデザイン要素です。

例えば「文字が小さく、余白が大きいWebサイト」は、クールでおしゃれなクリエイティブ感があります。
しかし、「読む」という事を考えた場合、読みにい・疲れる可能性が考えられます。

高級ブランドやクリエイティブが主体のWebサイトであれば、多少の読みにくさはトレードオフできますが、「読んでもらう」「サービスの詳細を知ってもらう」ということがホームページの目的である場合、文字が小さくて読みにくいことは致命的です。

文字の色も「読みにくいか?」「読んでいて疲れないか?」を考慮する必要があります。「黒い背景に白い文字」はクールで高級な印象がありますが、長い間読んでいると疲れてしまいます。

画像の印象・雰囲気

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画像は、ブランディングやキャッチコピーなどで目を引く・印象づける効果があります。

人は必ず画像に目がいくものです。そして、画像から何らかの印象(好感、嫌悪感、安心感、信頼感、高級感など)を受けます。
つまり『画像は必ず目にとまり、印象を与える重要なパーツ』なのです。

診療所の中や美容院の店内など、写真で紹介するケースがありますが、『その写真を見てどんな印象を受けるか?』をしっかりと考えて写真掲載する必要があります。

配色と同じように、世代や性別で受ける印象が変わります。
自社サイトを見てもらいたい層が、どんな写真を好み、どう感じてもらいたいか?を考えたアングルや構図が必要になります。

例えば、美容院に「男性も来て欲しい」という意図がある場合、スタッフもお客さんも女性ばかりの写真では、男性目線では「行きにくい」と感じるかもしれません。

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