ユーザーがWebサイトに訪問してくれる。これってかなり嬉しいことですよね。
Googleアナリティクスのメニューの「参照元 – すべてのトラフィック」で、ユーザーが「どの経路からサイトにアクセスしてきたか」を見ることができます。
organic(オーガニック検索)
GoogleやYahooなど、検索エンジンを使って検索した結果(検索結果のクリック)から来訪している。
「google/organic」であれば、Googleで検索してサイトに訪れたという意味になります。
※広告などのリンクからの来訪は含まれません。
”オーガニック”って言葉、あまりピンとこないかもしれません。
何となくオーガニックコットンとかオーガニックコスメとか、そんな有機栽培的なイメージが…(私だけかな?)ここでは「オーガニック検索=自然検索」と訳されます。
お金を払った広告やブログからの意図的なリンクではなく、「自然に検索されました」ってイメージですね。
検索からの集客には、色々な種類のキーワードで「発見される」という工夫が必要です。
参考記事はこちら↓
色々な検索キーワードで「見つけてもらう」。発見されるSEOのススメ。
referral(参照サイト)
別のサイト(ブログやNAVERまとめなど)のリンクをクリックして来訪している。
「xxxxxxx.seesaa.net/referral」であれば、ブログ(seesaaブログ)に貼ってあるリンクをクリックして訪れたという意味になります。
referral(リファラル)とは参照元のこと。
そして、その参照元になっているページやサイトのことを、リファラー (referrer) と言います。
(direct)/(none)
URL(アドレス)を直接入力したり、ブックマークから来訪している。
ノーリファラーとも言います。
Googleアナリティクスのメニューにも、ノーリファラーというメニューで表示されています。
- direct = 直接訪れた
- none = 参照元・リファラーの情報がない(ノーリファラー)
とイメージするとよいですね。
(direct)/(none)に分類される例
訪問する前に表示していたページがない、
または、何らかの理由で参照元の情報が送信されない(わからない)。
この様な場合に、ノーリファラー(direct / none)となります。
- ブックマークから直接ページに訪問
- アドレスバーに直接URLを入力して訪問
- メーラーなど、アプリケーション経由での訪問
- セキュリティソフトで参照元が削除される環境からの訪問
こちらの記事が参考になりました。
ひよこの解析日記 > ノーリファラになる13のケースをまとめてみた。
追記 (2013.11.8):
カグアさんの記事で「URLサジェスト機能でノーリファラーになるケース」が解説されています。
参考サイト:スマホでノーリファラーが多い理由
追記 (2014.1.22):
ブックマークから訪問の場合、参照元の取得は特殊なケースになるようです。(@tama825さんありがとうございます。)
参考サイト:Googleアナリティクスの「参照元」は、どこが特殊なのか?[第25回]
まとめ
訪問してくれた人が「どこから訪問したか?」を知ることはとても重要です。
訪問してくれたユーザーが、
- どこから訪問してくれたのか?
- どうやって訪問してくれたのか?
を見ることで、検索からのアクセスが多いのか、ブログとかのリンクからのアクセスが多いのか、などが把握できます。
ホームページの改善は、しっかりと現状把握をするとを効果的に行うことができます。
こちらを参考に↓
Webサイトの現状を把握して改善に役立てる方法
現状と課題がわかっていれば、今後のサイト改善に役立つアクションにつなげる事ができますね。