普段はあまり立ち寄らない(欲しくなるから見ないようにしている)携帯コーナー。その日は、何となく立ち寄ってじっくり見ていました。すると、、、
「携帯をお探しですか?」
「乗り換えでiPhone6(16GB)の機種代金が一括無料ですよ。”今週末だけのキャンペーン”ですよ。」
「2月・3月は、各社大きなキャンペーンをやるので、”今がお得”ですよ〜。」
そう。私って「この週末限りです」の文言にめっぽう弱いのです。
そして「今が一番いい時期」という、「一番得した感(失敗しなかった感)」が大好物なのです。
その瞬間、私の物欲フラグにTRUEが代入されました。
私:
「まじっすか?!興味があるのはiPhone6 Plus 64GBなんですど。」
店員さん:
「それでしたら、iPhone6 16GBとの本体差額を頂ければキャンペーン適用できます〜。」
(電卓を素早くパチパチパチ…)
「plusの64GBだと、2万4000円を差額で頂きます。」
「plusの16GBであれば、1万3200円ですね〜。」
私:
(う、2万4000円か。。)
その時、私の中のエンジェル達が囁きました。
[白いエンジェル]
(スマホ買い換えるなんで考えてなかったじゃん。必要ないよね。)
(今のiPhone5で十分幸せだよね。2万4000円の出費って痛いよね。ぶん殴られるよね。)
[黒いエンジェル]
(お得なチャンスを逃すのか?!iPhone6に興味あったんだろ〜。)
(IT関連の仕事してるんだろ、投資しなきゃ!)
その時、私が取った行動は、、、
「買う理由」を探す
そうです。私は「買う理由」を探しました。
もちろん「買わない理由」を探すという選択肢もあったはずですが、この時は「買う理由がなければ買わない」という心境に…。
店員さんに一旦保留を告げたあと、
- iPhone5 iPhone6 違い
- iphone6 レビュー
- iphone6 16GB 64GB 比較
- iPhone6 使い心地
などなど、色々なキーワードでWebサイトを検索しました。
その中で、特に物欲と共鳴したのは、
- ○○○するなら…の視点で書かれたコンテンツ
- ○○○の人は…の視点で書かれたコンテンツ
- ○○○の時に使う…の視点で書かれたコンテンツ
です。
思い返すと、スペックなどの解説よりも「自分に置き換えて体験できる・自分の事として共感できる」という内容のコンテンツが大きく貢献したと思います。
最終的には、「○○することができるから」「○○に使えるから」という理由と買うことで得られる体験を見事に(?)見つけ、深い納得感を持って、あの店員さんの元へダッシュました!
まとめ
ダラダラと体験談を語ってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回の体験で「納得感」って大事だな〜と改めて感じました。そして「買う理由が行動を大きく後押しする」ということを体験しました。
今回のペルソナ:
・40代男性
・IT・ガジェット好き
・妻子あり
・財布は女房が握っている(購入には家庭内稟議が必要)
興味⇒コンバージョンまで、消費者行動のご参考になれば。