FacebookやTwitterを「やってみる」その前に。

FacebookページやTwitterをやった方がいいの?

TwitterやFacebookページやなどのSNSは、無料で使える便利なツールです。多くの企業やお店がTwitterやFacebookページなどを作っています。
しかし、SNSを「単なる集客の導線」「無料でできる別サイト」と考えていると失敗します。「誰に」「何を」「何のために発信するか?」を決めて、しっかり『運営』しないと高い確率でうまくいきません。

TwitterやFacebookも「コンテンツ」

FacebookページやTwitterは、文章や写真などを使った投稿が可能です。

  • 店舗のブランディング
  • 企業や団体の紹介
  • お店の商品やサービスの告知
  • カフェやレストランなどのメニューの写真
  • 美容院のヘアースタイル紹介
  • イベントの告知
  • 特別な出来事の紹介
  • 営業時間のお知らせ など

工夫次第で色々な情報を、ファンに向けて発信・告知ができます。

しかし、単なる企業や店舗の宣伝ページではないという点に注意が必要です。
TwitterやFacebookも「1つのコンテンツ」であり「ファンのためになる情報」を発信するためのツールであると考えて運営する必要があります。

例えば、普段活用しているメールでも、広告メールが1日にたくさん届くと思います。ほとんどの人がDMメールには目を通しません。基本的にすぐに捨てるか、ブロックする、という状況です。
それと同様に、宣伝ばかりが、Facebookのタイムラインに流れてきたら…?

見る人にとって「面白い・興味深い」「価値がある・ためになる」という情報を投稿しなければいけません。
見る人のことを考えていない情報は「押しつけのセールス情報」になってしまいます。

「とりあえずやってみる」では長続きしない

TwitterやFacebookなどのSNS運営は「とりあえずやってみよう」というレベルであれば、やらない事をおすすめします。

【よくある悪循環】

  • 戦略的に運営していかないと誰も見ない、
  • 反応も薄いので運営者のモチベーションも上がらず、
  • 投稿するネタもなくなり、
  • 「やらなきゃ」の義務感だけでサイトとは全く関係ないネタ(美容院のサイトなのに、旅行しました!みたいなネタ)を無理やり更新、
  • サイトとは全然関係ないし面白くないから余計に誰も見ない…

まずはターゲットを想定する

SNS運営を始める前に、まず『ターゲットを想定する』ことをおすすめします。
ターゲットを想定するとは、誰がSNSを見てくれるか?を考えることです。

例えば、Facebookはセルフブランディングの要素があるメディアです。そのため「自立していない若い層」や「コミュニティーの範囲が限定的な層(学生など)」はアクティブに活用していない傾向があります。アクティブに使っている層がいないSNSをいくら頑張って運営しても、当然反応がない状況になります。

「誰に向けて」をしっかり想定して、それから「何を発信するメディアにするか?」が明確になるのであれば、SNSを有効に活用できる可能性が見えてきます。

どこにコストをかけるかの選択が重要

SNSは「無料」で使えるサービスですが、SNSを更新する作業は「コスト」なのです。
運営には思った以上に時間とエネルギーが必要で、大切なコストを使うことになります。

限られた予算でウェブを効果的に使うためには、どこにお金を投入するか?の判断が重要になります。

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