お店や企業のホームページ運営方法の一つに、「ブログを書いて顧客にアピールする」ことがあります。
ブログを定期的に公開してアクセスアップに繋げたい!と思うウェブ担当者。しかし、多くの担当者が悩む「ブログ更新しているのにアクセス数が増えない」という現実。
そんな時はブログ記事の「あるべき姿」を見直すことが大切です。今回は、ブログを運営する時に役立つ「前提知識」をご紹介します。
ブログを書くことが目的になる悪循環
ブログを更新しているのにアクセスが増えない時は、
- 頑張って週に何回もブログをアップしているのに、思うようにアクセス数が伸びていかない…
- だんだんブログのネタが無くなってくる…
- 「ブログを書かなきゃ!」という目的で記事を絞り出す
- その結果、「やらされ感が漂う、つまらない内容」の記事が出来上がる
- つまらない内容なので、誰も見に来ない…
- 反応が無いので、モチベーションも下がり辛くなる
という悪循環に陥っているケースが考えられます。
「ブログを書くことが目的」になってしまい、本来の目的である「読んでもらい、役に立つ」という大切なことが見えなくなってしまうパターンです。
無理やり書いたブログは、「つまらない内容」「何が言いたいのかわからない内容」になりがちです。そんな記事は「熱烈なファン」でない限り読もうと思いません。
アクセスアップに貢献するブログの内容とは
いくら素晴らしい内容のブログを書いても、「その情報を求めている人」がいなければサイトへの訪問はありません。「読みたい人がいないから、誰も見に来ない」というのはあたり前ですね。
そもそも、ブログの記事に訪問する人は、
- 何かの情報を探している
- 何かに困っていて、解決策を探している
- 娯楽(暇つぶし)のネタを求めている
という行動(訪問の動機)に当てはまることが多いです。
つまり、「ユーザーが探している情報や困ったこと」に対する「答え、解決策」を提供することです。
ブログのコンテンツを作るには「ユーザーが求めていることは何か」を想像するスキルが必要です。例えば『運動会 カメラ』で検索する人は、以下のような色々な検索動機が考えられます。
- 運動会で息子を撮影するので、カメラのおすすめ機種を探している
- 運動会で上手に撮影するテクニックが知りたい
- 運動会を撮影するなら、一眼レフとコンパクトデジカメのどちらがいいのか迷っている
この様に「ユーザーが知りたいこと(検索する動機は何か?)」を想像して、それに対する解決策や参考になる情報を提供する記事を書くことが、アクセスアップにつながります。
書いたブログを客観的に見直してみる
- ブログを書く際のポイントは、
- 誰が読むのか(どんな人に読んで欲しいのか)
- どんな悩み・知りたいことに対応しているのか
- 読んで解決・納得するのか
を客観的にチェックすることです。
ウェブ担当者が一人で任されている場合も多いと思いますが、客観的に(ユーザーの立場で)ブログの内容を読んでみるとよいでしょう。
客観的になる一つの工夫として、ブログを書いてすぐに公開するのではなく、一晩おいて翌日にもう一度読み返してください。新鮮な気持ちで読めるので、わかりにくい箇所や、もっと詳しく書いた方が伝わる、などのアイデアも出てきます。
まとめ
ウェブ担当者が「義務的に書いたブログ」は、「ユーザーの役に立たないコンテンツを増やすだけ」になりがちです。
ユーザーの役に立たないということは、Googleなどの検索エンジンから「良い情報が無いサイト」と判断されるかもしれません。最悪の場合、サイト自体の評価が下がる(検索の上位に表示されない)可能性があります。
ホームページのコンテンツは「資産」です。ブログ記事も、大切な「資産」として考えることが大切です。それなりにコスト(時間)をかけて良いコンテンツを作らなければいけません。
低品質なブログを毎日書くよりも、高品質なブログを週1回書く方が、サイト自体の資産価値が上がります。
コンテンツ作成のサポートをしています
どんなブログを書けばよいの?どんな戦略でコンテンツを構築すれば?という担当者の悩みを解決するサポートをしています。
コンテンツ・マーケティング、キーワード戦略の観点から、ユーザーの期待に応えるホームページ作りを支援します。